1.フラッシュバック
作詞:後藤正文
作曲:後藤正文
細胞膜に包(くる)まって3分間で40倍
窪んだカギ穴で絡まって
解き放つ瞬間僕を刺す
最終的に砕け散って3年前そう限界なんだ
腐ったトゲヌキで抜きとって
解き放つ瞬間僕を刺す
それ超伝導
摂氏零度
浮かんで走ったあの日の影
旋風(つむじかぜ)吹け
醜い過去から消し去って
強く願うそれ
あの日の未来がフラッシュバック
旋風吹け
醜い僕だけ消し去って
強く願うそれ
あの日の未来がフラッシュバック
旋風吹け
醜い過去から消し去って
強く願うそれ
あの日の未来がフラッシュバック
2.未来の破片
作詞:Masafumi Gotoh
作曲:Masafumi Gotoh
些細な言葉や何気ない仕草で
綻ぶ思いをただ確かめたい僕の歌
悲しい顔して 切ないふりして
消えゆく思いをただ塞き止めたい今日の歌
雨の道を這ってるトカゲみたいにきっと何処かで
止むのを待っているのさ きっと僕を
繋いでいたいよ
君の声が聞こえた日から萌える色
伸ばした手から漏れた粒が
未来を思って此処に光る
些細な誤解や行き違う心で
綻ぶ思いをただ塞き止めたい僕の歌
過ぎ行く時間が奪っては壊して
それでも思いを繋いでいてよ
溶け出す心
僕の声が途絶えた日から萌える色
繋いだ手から漏れた粒が
未来を思って此処に光る
繋いでいたいよ
君の声が聞こえた日から萌える色
伸ばした手から漏れた粒が
未来を思っている
繋いでいたいよ
君の声が聞こえた日から萌える色
伸ばした手から漏れた粒が
未来を思って此処に光る
此処で光る君の破片
此処で光る僕の破片
3.電波塔
作詞:後藤正文
作曲:後藤正文
ただここでくすむ日々に
浮かんで溶けそうな色
目を凝らして探す日々に
浮かんで溶けそうな色
アンテナ拾った言葉から 繋いだよ途切れる声
ただ歪んで軋む日々に
沈んで消えそうな色
手を伸ばして探る日々に
浮かんで溶けそうな色
アンテナ拾った言葉から 繋いだよ途切れる声
アンテナ伸ばして放つから 繋いでよ僕のすべて
チェックオッケー?
すべて失ったあの日
ドアを蹴飛ばして飛び出した
丘の上立った電波塔
溢れ出すいつかの想い
そうだ 言葉で確かめてもっと僕の声
途絶えそうな僕の心が空気に触れて永遠に消える
そうだ 言葉で確かめるもっと君の声
聞こえるよ君の心が空気に触れて僕に届く
そうだ
君なんだろ?
アンテナ拾った言葉から 繋いだよ途切れる声
アンテナ伸ばして放つから 繋いでよ僕のすべて
チェックオッケー?
4.アンダースタンド
作詞:後藤正文
作曲:後藤正文
軋んだその心、それアンダースタンド
歪んだ日の君を捨てないでよ
嘆き合って迎える朝焼けで消えゆくその想いを
ふとしたことで知る無力さでほつれるその想いを
濁った目の先の明かり消えぬ街角
宿ったその心、絶やさないでよ
響かない君の先の見えぬ明日も願うよ
きっといつか…
軋んだその心、それアンダースタンド
歪んだ日の君を捨てないでよ
光らない心、それでも待つ明日の
掴んだその手だけ離さないでよ
響かない時を駆け抜けてく間も願うよ
きっといつか…
不安で泣いた君も、それアンダースタンド
刺さったそのトゲが抜けなくても
塞いで泣いた日々も、それアンダースタンド
歪んだ日の君を捨てないでよ
5.夏の日、残像
作詞:後藤正文
作曲:後藤正文
答えを知って僕ら 繰り返しそうさ
ささくれて溶け出すこころ
悲しみの訳は埋まらない隙間
不純な手でその胸を焦がす
敢えて見ないその先
敢えていないことにして
間違えたアンサー 繰り返しそうさ
わだかまって離れるこころ
浮かない心情の埋まらない隙間
不純な手でその夢を壊す
夕立ち 蝉の音 報われぬ幻想
僕だけ残して流れて流れた
仁王立ち デタラメ 強がりはいっそ
夏の日、残像 消さないで消えないで
最大公約数 探して塞いでる
割り切れるモノなんて無いのに
君の目に写った 僕が手に取った
それとめどない
それだけでいい
旅立ち 耳鳴り 報われぬ幻想
僕だけ残して流れて流れた
5年経ち冷めた目 強がりはいっそ
夏の日、残像 消さないで 消えないで
夕立ち 蝉の音 報われぬ幻想
僕だけ残して流れて流れた
仁王立ち デタラメ 強がりはいっそ
夏の日、残像 消さないで消えないで
6.無限グライダー
作詞:後藤正文
作曲:後藤正文
答えないあの日の木陰
無常を悟ったよ、少し
遮る声
詰め込んだ荷物の隙間
クシャクシャになってた心
広げて読み返す
戻らないあの日の木陰
自分が分かったよ、少し
遮る声
詰め込んだ荷物の隙間
クシャクシャになってた夢も
広げて読み返す
辛いよ辛いもう現実と理想の境目で僕らの
夢、希望、その類 砕けた幻
痛いよ痛いもう現実を受け止めたあの日の僕らの
こころの片隅 浮かんだ面影
研ぎ澄んだ感覚
君をもっと僕をもっと感じて僕らは飛ぶ
広げた両翼
風をもっと希望もっと
僅かに羽ばたくグライダー
無限?
揺らいだ
有限
つまりは
辛いよ辛いもう現実と理想の境目で僕らの
夢、希望、その類 砕けた幻
痛いよ痛いもう現実を受け止めたあの日の僕らの
こころの片隅 浮かんだ面影
研ぎ澄んだ感覚
君をもっと僕をもっと感じて僕らは飛ぶ
広げた両翼
風をもっと希望もっと
僅かに羽ばたくグライダー
無限?
揺らいだ
有限
つまりは
無限
有限
無限
7.その訳を
作詞:後藤正文
作曲:後藤正文
思い描くことさえ僕らは忘れたよ
吐き出す焦燥の否
散る訳をその訳を
伝えたいことさえ僕らは失くしたよ
吐き出す焦燥の否
散る訳をその訳を
絶望の果て 繋いだ手の
僅かに浮かんだ消えたはずの模様
幻想の果て 現状に手を
溶け残る記憶 燃やす真の情熱
求め合うより与え合うように
僕ら差し伸べる灯を
分かり合うより想い合うように
届け 色褪せぬ永遠のまま
思い描くことさえ…
失くした意味を 君のその訳を
絶望の果て 繋いだ手の
僅かに浮かんだ消えたはずの模様
幻想の果て 現状に手を
溶け残る記憶 燃やす真の情熱
こぼれ出すより溢れ出すように
心照らしだす灯を
分かり合うより想い合うように
届け 色褪せぬ永遠のまま
求め合うより与え合うように
僕ら差し伸べる灯を
分かり合うより想い合うように
届け 色褪せぬ永遠のまま
8.N.G.S
作詞:後藤正文
作曲:後藤正文
また途絶えた記憶
辿り着けば無常
それは感情論のSOS
現在、回答先延ばし
君の声がして
響きあえば無情
それが感情論のSOS
存在、回答先延ばし
つまりそうだよ
続く曖昧、劣等、感情論
往々にして繋ぐ緩衝剤、妄想インターネット
仮想現実を
つまりそうだよ
続く現状、感傷、感情論
往々にして繋ぐ緩衝剤、妄想インターネット
仮想現実を
仮想現実
妄想
回答先延ばし
9.自閉探索
作詞:後藤正文
作曲:後藤正文
すれ違ったその誤差に切手貼って
無性に叩き割ったその訳を常々探してる
ずれてしまったその朝に必死になって
無性に引き千切った瞬間を悔やんで泣いてるだけ
心に響かぬ言葉
僕だけもう意味を失うだけ
壊してよ
憂う春、芽吹かぬままに
世界と繋ぐのをよしてしまう
塞がる手立て
揺れる針進まぬままに
誰か拾うのを、そして繋ぐのを待ってんだ
心に響かぬ言葉
僕だけもう意味を失うだけ
響けど届かぬ言葉
君だってもう僕を忘れるだけ
壊してよ
思い出してよ
壁壊してよ
思い出してよ
10.E
作詞:後藤正文
作曲:後藤正文
苦しくて苦しめた君の胸
溶け出して沈みそうな泥の船
握りしめてこぼれ落ちた冬の空
問いかけても返らないうわの空
できるだけ遠くまで連れて行くよ僕らを
浮かんでは沈んだり彷徨っては
ここから僕のスタート
そうさすべてが窄(すぼ)み行くとも
ここから君のスタート
その手伸ばせば目の前さ、ほら
広がりゆく未来へ
できる限り可能な限り遠くまで
溶け出して沈みそうな泥の船
ここから僕のスタート
そうさすべてが窄み行くとも
ここから君のスタート
その手伸ばせば目の前さ、ほら
広がりゆく未来へ
君の未来へ
11.君という花
作詞:後藤正文
作曲:後藤正文
見え透いたフォームの絶望で 空回る心がループした
何気なく何となく進む 淀みあるストーリー
いつだって何かを失って その度に僕らは今日を知る
意味も無く何となく進む 淀みあるストーリー
つまりただそれ 砕け散っただけ
見抜かれた僕らの欲望で 消えかかる心がループした
何気なく何となく進む 淀みあるストーリー
いつからか何かを失って 隠してた本当の僕を知る
意味も無く何となく進む 淀みあるストーリー
つまりただそれ 砕け散っただけ
つまりただそれ 風に舞っただけ
君の目にただ光る雫
嗚呼、青天の霹靂
痛みだけなら2等分さ、そうさ
僕らの色
白い息が切れるまで
飛ばして駆け抜けたあの道
丘の上から見える街に咲いた
君という花 また咲かすよ
つまりただそれ 砕け散っただけ
つまりただそれ 風に舞っただけ
君の目にただ光る雫
嗚呼、青天の霹靂
痛みだけなら2等分さ、そうさ
僕らの色
白い息が切れるまで
飛ばして駆け抜けたあの道
丘の上から見える街に咲いた
君という花 また咲かすよ
君らしい色に
12.ノーネーム
作詞:後藤正文
作曲:後藤正文
名も無き声の正体
徒然 芽吹く春の響く青を
癒えない僕の後悔
寿限無 寿限無
芽吹く春の響く青を
冬が終わる街角 溶け出す霜柱も
繋ぐ世界
曲がらない意志を頂戴
無限 無限
君と僕の響く青を
消えない愛を頂戴
無限 無限
君と僕の響く青を
闇を告げるランプも 逃げ出すオリオン座も
繋ぐ世界
淡く淡く光る 気が遠くなるほど遠いあの星も
空で集い そして点と線で絵になり 名前が付いた
そうなんだよ
名前をくれよ
消えない愛を頂戴
無限 無限
芽吹く春の響く青を
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